レジリエンス(resilience)
レジリエンスとは、ストレスの多い現代社会を強く生き抜くために必要な「力」を表す心理学用語で、
日本語に訳すと逆境力・精神的回復力・抵抗力などと言われています。
あまり聞かない言葉ですよね。。。
もう少し具体的に言うと。。。
失敗や挫折などで精神的なダメージを受けても心が折れることなく、かえってこのような逆境をバネに
成長していける「力」のことをレジリエンスと言います。
このレジリエンスは、日常生活はもちろん、ビジネスシーンでは非常に注目されています。
・打たれ弱い
・激しく落ち込む
・失敗が怖い
などなど。。。
このようなことに心当たりがあれば、レジリエンスを身につけることは大きなプラスになるんです!
そこで今回は!
レジリエンスとは?折れない心(逆境力)を身につける方法!
をご紹介して行きます!
レジリエンスを身につける方法
柔軟に考えよう!
レジリエンスの高い人は、物事を柔軟に考えられるので、環境の変化などにも早く対応ができます。
対して、レジリエンスの低いと思われる人は、柔軟性に欠けるところがあり、
環境の変化などをなかなか受け入れられず、対応が遅れてしまいます。
これは、完璧さや規則などに対して、柔軟に考えられる「楽観性」がポイントになります。
物事を楽観的に考えるようにすることで、思考が柔軟になってくるので、
時には
「完璧じゃなくてもいい、失敗したらやり直せばいい」
このように肩の力を抜いて楽観的に考えるようにして行くと、ストレスを早く解消できるようになり、
折れにくいしなやかな心「レジリエンス」を持てるようになって行くんです!
自尊感情を高く持とう!
自尊感情とは?
「自分を好きと言う感情や、自分を大切に思う感情」のことを言います。
またまた聞きなれない言葉なのですが。。。
もう少し簡単に言うと。。。
「自信」です^ ^
「自信」と言っても、うぬぼれや尊大・傲慢などとは違い、自分の強さや弱さ、長所や短所など全てを受け入れた上で、
そんな等身大の自分を好きで、大切に思う気持ちのことです。
自尊感情は自己肯定感とも言い、心と身体の健康を保つためにとても重要な感情です。
自尊感情が高い人に共通しているのが積極性です。
この積極性によって様々な経験(成功や失敗)を積んで行くことで経験が自信となり、
自分をそして他人を受け入れられるようになって行きます。
「懐が深い」と言うことですよね!
対して、自尊感情が低いと思われる人は、失敗を恐れて行動できなかったり、人との関わりに消極的なようです。
「積極性」が不足していると言えそうです。
何事にも積極的に取り組み、厳しく辛いことも、経験として積み重ねて行くことが「自信」となり、
自尊感情を高めて行くことができます。
心と身体の健康を保つために必要な自尊感情を高めて行くことも、折れにくいしなやかな心
「レジリエンス」を身につける方法として非常に効果的なんです!
レジリエンスを高める思考法
自己効力感
これもまた聞きなれない言葉ですね。。。^^;
簡単に言うと。。。
「自己暗示」のことです^ ^
「自分なら必ずできる!」と自分を強く信じる気持ちをたもつことで、早く行動することができるようになり、
「自分はできている、やれている」ことを実感することができます。
自己効力感は、困難への耐久性をみきわめる指標にもなるので、自分を強く信じる気持ちをたもち、
ポジティブで活動的に行動して行くことが良い結果に向かって行きます。
自己効力感を高くたもつことは、レジリエンスを高めるためにはとても重要な思考ですね!
目標をたてよう!
どんなことでも良いので目標をたてることも効果的です。
たてた目標を必ず達成することで、達成感を味わうことができます。
達成感は自己肯定感や自信になって行くので、レジリエンスを高めるトレーニングとして
目標をたてて達成すると言う習慣をつけるのも重要です!
食事も大切です!
レジリエンスを高めるためには食事も重要です。
理想的な食事の方法は、
「3時間おきに脳へブドウ糖を供給すること」です。
ブドウ糖の値が低くなると集中力も低下してしまうので、少量の食事を3時間おきに摂り、
集中力の低下を防ぐことで感情のコントロールをします。
食事と言っても3時間おきにしっかり食べてしまうと太ってしまうので、
少量で大丈夫ですよ!
まとめ
楽観的に、そして柔軟に考えよう!
自尊感情(自信)を高く持とう!
自己効力感を高くたもとう!
小さな目標をたて達成感を味わおう!
食事も大切です!
失敗や挫折などの精神的なダメージを成長して行く「力」へと変え、
折れにくいしなやかな心「レジリエンス」を身につけ、ストレス社会を乗り越えて行きましょう!
コメント